稼げるソープで働きたい!という方は多いと思いますが、働く前の“講習”はどこまでするのか…不安に感じている方も多いはず。
特に風俗業界初心者は、
「店の人と本番しなきゃいけないのかな」
「講習ってどんなことをするんだろう」
「店長やボーイと実技講習をするって本当?」
と不安になってしまいますよね。
今回は、ソープの講習では具体的にどんなことが行われるのか、内容や流れを紹介していくと共に、優良店と詐欺店の違いなどもまとめていきます。
ソープの講習内容は主に3種類
ソープの講習は主に、
・実技講習
・DVD講習
・マニュアル講習
の3種類に分けられています。
それぞれの講習の特徴やメリット・デメリットを知っておきましょう。
実技講習
その名の通り、実際のお客さんへのサービスを実践する講習です。
ソープのプレイで利用される「スケベ椅子」を使ったプレイや、お風呂で行う「入浴プレイ」、マットの上で行う「マットプレイ」など、ソープならではのプレイを実践します。
ソープは他の風俗店とは違い、ソープ特有のプレイやテクニックが必要となるので、こういった実技講習が必要になるケースが多いです。
また、ソープには高級店、大衆店、格安店など、ランク付けがされていますが、高級店の場合長い時間の接客時間が基本となるため、実技講習を行う可能性が高くなります。
大衆店や格安店などの場合、ソープ経験がある方は実技講習が省かれることもありますが、未経験の方は実技講習を行うケースも。
とはいうものの、実技講習を行うか行わないかは店によってピンキリで、素人系のソープなどの場合は実技講習は行わずに面接当日から働けるお店などもあります。
実技講習を行う場合は、面接後か初回の出勤日に行います。
講習の時間は実際のプレイ時間の60~120分程度が目安。
プレイ内容だけではなく、サービスで使う道具の説明やお客さんへの挨拶の仕方、清算方法など、業務に関わることも細かく教えてもらえるので、真面目に取り組みましょう。
実技講習のメリット
やはり、接客の流れやプレイを実践することで、身体だけではなく頭でもしっかり覚えることができるのは実技講習の最大のメリットでしょう。
特に風俗未経験の女の子の場合、間違ったソープを覚えてしまっているかもしれませんし、正しいテクニックを教えてもらえるのも実技講習の魅力です。
実技講習のデメリット
お店のスタッフが実技講習を担当する場合は、セクハラ紛いの講習を受ける危険性があるのは危険です。
これから一緒のお店で働いていくのに、お互いの裸を見るわけですからどうしても気まずくなってしまうのもデメリットと言えるでしょう。
また、実技講習は肉体的にも精神的にも少し負担がかかってしまうというのも、他の講習にはない欠点かもしれませんね。
実技講習の詳細
スケベ椅子の講習
スケベ椅子とは入浴プレイで使用する椅子のことです。
真ん中に穴があいているので、そこから手を入れて性器を愛撫しながら洗ったり、椅子の下に女性が潜り込んで洗う「くぐり洗い」など、さまざまな用途で使用することができます。
お風呂があるタイプのソープであればスケベ椅子が置いてあるため、スケベ椅子を使ったプレイを講習で教えてもらいます。
マットプレイの講習
お風呂があるタイプのソープであれば浴室内にマットが置いてあるため、講習でマットプレイのやり方を教えてもらいます。
マットの用意や片付けはソープ嬢が行うので、こういった流れもしっかり教えてもらいましょう。
マットプレイは、基本的にローションを使ってプレイを行います。
泡踊り、千流下り、あめんぼうなど、マットプレイにはさまざまなテクニックがありますが、お店によって教えてくれる技も異なるでしょう。
慣れていないと難しいプレイになるので、マットが置いてあるお店では大体マットプレイの講習が設けられています。
もしマットプレイをやりたくない・自信がないという場合は、マットなしのソープもあるのでそういったお店への入店を検討しましょう。
上記以外にも、実技講習では下記のようなことを教えてもらいます。
・部屋のセット方法
・ベッドやお風呂の準備方法
・お客さんの服の脱がし方、服の畳み方・置き方
・男性器の消毒方法(性病予防のため)
・ローションの作り方、使い方
・コンドームの使い方、装着方法
・プレイ後のコンドームの取り方、処分方法
お店のコンセプトによって内容は異なり、お店によってはオリジナルのサービスの方法などを教えてもらうこともあるようです。
DVD講習
その名の通り、DVDが用意されており、DVDを見て接客やプレイのやり方を学ぶ講習になります。
お店によってどんな内容のDVDかは異なりますが、接客のやり方や体の洗い方、潜望鏡のやり方、ローションの作り方など、細かな部分まで学ぶことができるものが多いです。
講習時間は、30~120分など幅広くあります。
実際の接客の様子を映像として見ることができるので、自分が働く姿をイメージしやすいのがDVD講習のメリットでしょう。
DVD講習のメリット
やはり、裸になって実技を受けるわけではないので負担が少ないというのは一番のメリットです。
実技がないのでスタッフと気まずくなる心配もありませんし、お店への信頼感や安心感を得ることができるのも嬉しいポイントですよね。
特に、もともと別のソープで働いていて移店をしてきたという経験者にとっては、再度実技講習をするのは面倒なので、DVD講習は負担がなくて好評です。
DVD講習のデメリット
経験者にとっては良いかもしれませんが、風俗経験未経験の人にとってDVDだけの講習は、接客方法やプレイ内容の流れがわかりづらく、不安が残る…というのがデメリットかもしれません。
接客のコツなども掴みづらくプレイが手抜きになりがちで、指名客を掴むまでに時間がかかってしまうこともあります。
マニュアル講習
冊子タイプのマニュアルを渡され、口頭で講習をするタイプです。
接客のやり方やプレイの内容を、イラストや写真を見ながら勉強していきます。
20分前後で簡潔に終わるケースが多く、実技講習などにくらべて肉体的・精神的な負担もなく講習を受けることができます。
マニュアル講習のメリット
DVD講習と同様、精神的かつ肉体的な負担が少ないというのは一番のメリットでしょう。
特にDVD講習より短時間で終わるケースが多いので、経験者にとってもありがたいかもしれません。
マニュアル講習のデメリット
DVD講習と同様、接客方法やプレイ内容のコツが掴みづらく、不安が残ったり指名客獲得までに時間がかかってしまうのはデメリットです。
DVDは映像でわかりやすい一方、マニュアルの場合はイラストや写真で流れを追って行くため、特に未経験の方にはわかりづらいかもしれません。
実技講習は店長やボーイを相手にするって本当なの?
実技講習と言えば、相手が店のスタッフだというイメージが強いかもしれません。
相手は、
・店長
・スタッフ
・ボーイ
・外部の専門講師
・お店の先輩ソープ嬢
・実際のお客さん
とお店によってさまざまです。
不安な場合は面接に行く前に問い合わせをしておくといいでしょう。
ちなみに、講習では“本番行為”は禁止されています。
たまに女の子が何も知らないことをいいことに、本番を強要する店舗がありますが、これは明らかな悪質店舗です。
もし講習中に「これがルールだ」と本番行為を強要された場合は、拒否してそのお店の入店もお断りしましょう。
また、基本的に実技講習を行った場合は、サービスを受けた相手(店長やスタッフ)がソープ嬢にプレイ料金をしっかり払わなければいけないことになっています。
お金を払おうとしないお店も悪質店舗である可能性があるので注意してくださいね。
大手のソープは女性講師が担当するケースも
「お店の男性スタッフとの実技講習はいや」という場合は、大手のソープ店に入店すると良いでしょう。
特有のプレイが必要になるソープでは、ほとんどのお店で実技講習が行われますが、一部の大手グループ店では、元ソープ嬢の女性講師が実技講習をすることもあります。
お店の専属として女性講師が在籍しているケースもあれば、外部の女性講師に依頼をして講習をお願いするケースなどお店によってさまざま。
こういった場合は、求人サイトにも“ひとつの売り”として「女性講師が講習を行います」というように記載されていることがあるので、よくチェックしてみましょう。
元ソープ嬢の講師であれば、実際に働いてきた経験段やノウハウなどを教えてくれるため実に有意義な講習になり、女の子からも人気があります。
在籍する先輩ソープ嬢が講習を受け持つお店も
お店によっては、在籍する実際のソープ嬢が講習を受け持つ場合もあるようです。
実際のお部屋を使いながら、仕事の流れを教えてもらいつつ、そのお店のお客さんにはどういった人が多いかや接客時の雰囲気づくりの仕方など、今後に役立つ情報なども教えてもらえます。
講習内容は、実技なのかDVDなのかマニュアルなのか、お店によって異なりますが、女性同士の実技講習であればいやらしい感じもせずに安心して取り組めそうですね。
ソープでのDVD講習が増えてきている
特有のテクニックが必要になるソープは、ほとんど実技講習が行われますが、最近ではDVD講習を設けているお店も多くなってきています。
最近では実技講習に抵抗がある女性が増えてきたため、DVD講習を取り入れるお店が増えてきているようですね。
DVDをソープ嬢に配布してくれるお店もあり、その場合は繰り返し見ることができるので、接客方法やプレイの内容などをしっかり覚えることができます。
また、何より実技講習に比べて体力面を含め、精神的にも気楽に講習が行えるのは、女性にとっても嬉しいですよね。
講習ではお店との「相性」と「働きやすさ」もチェックしよう!
講習では、ソープの接客内容やプレイテクニックを学ぶだけではなく、そのお店との“相性”や“働きやすさ”もしっかりチェックをするべきです。
実際に講習を受けてみると、「このお店は私に合わないのかもしれない…」という部分が出てくるかもしれません。
高級店に合格をしたら講習で諦めてしまうのはもったいないと感じてしまうかもしれませんが、講習段階で少しでも“合わない”と思ったら、入店は見送るべきです。
ソープは他の風俗店に比べても、肉体的にも精神的にも辛いお仕事です。
合わないお店で無理に頑張っても、疲れてしまったりストレスを感じてしまったりして、壊れてしまいます。
「一度受かったからには断れない」
「退店の希望を伝えたら失礼かも」
と気を遣ってしまう気持ちもわかりますが、退店を強制的に止める権利はお店にはないので、自分の意思をしっかり伝えましょう。
どうしても実技講習を受けたくない場合はどうしたらいい?
「ソープで働きたいけど実技講習は受けたくない…」
なんて方は結構多いものです。
そういった場合は、実技講習がないお店を選びましょう。
講習があるお店は、求人情報に「講習あり」という文字があります。
「講習あり」と書いてあって、特にDVD講習やマニュアル講習を売りにしているお店でなければ、基本的には実技講習があるので、そういったお店には最初から面接に行かないのも手です。
また、傾向としては、マットプレイや入浴プレイのないソープは実技講習がないところが多いので、そういったお店を選ぶといいでしょう。
不安なのであれば、面接時に直接「講習はどのような形で行いますか?」と聞いてみると良いです。
面接時であれば入店を断ってもまだ遅くはないので、実技講習があるというお店はすぐに後にしましょう。
「講習ありかなしかでお店を選ぶなんて失礼かも…」
と思ってしまうかもしれませんが、講習ありなしもお店選びには重要な基準です。
講習の有無・講習の質によって、良質店であるか悪質店であるか見分けがつきますし、講習に関しては良く調べてから面接に行くようにしましょう。
講習のないお店の選び方
有名な求人サイトでは、絞り込み検索ができるようになっていることが多いです。
「講習あり・なし」が選べる求人サイトもあるので、その機能を使って講習のないお店を選ぶと良いでしょう。
バニラなど、有名なサイトであればソープでも講習なしのお店を探すことができますよ。