ソープを辞める必殺技!方法や理由、その後の進路、徹底解説!

「ソープを辞めたい、でもどうしていいのか分からない」、「引き止められたらどうしよう」、「辞めるまでの期間、仕事があるか不安」など、「上手な辞め方」が出来るかどうかでお悩みのお方は決して少なくないはずです。そこで、働いているお店となるべく円滑な形で辞めるにはどうすれば良いのかを紹介するとともに、よくある悩みや、転職の進路等を見ていきたいと思います。

よくある誤解 ~実はすぐやめられる?~

ソープに限らず、風俗店の多くは仕事を始めるのが楽であるように、辞めるのもそこまで難しくありません。その秘密は、業務形態にあります。風俗店とはいえ、お店側は立派な法人です。このため、社員を雇うに当たって正社員、契約社員、派遣社員など、普通の企業と何ら変わりない形態で人を雇っています。ここで重要なのが、ほとんどの場合、ソープランドで働いている人は「正社員として雇用されず、業務委託という形で契約している」という事です。

業務委託、というのは、「企業と雇用関係を結ばず、あくまで企業と対等に仕事の依頼を受ける」という形態で仕事をする事なのですが、ここで重要なのは、「雇用関係をむすんでいない」という事です。雇用関係にない以上、お店側は「入店からの一定期間仕事をする」、「辞める前の事前申告が必要」といった制約を負わせることはできないのです。

つまり、「今日申告してしまえば、明日にでも辞めることは可能」なのです。ただし、出勤シフトや受けた予約等、事前に「仕事します」と言ってしまった場合は、お店側に迷惑が掛かってしまい、トラブルの元です。着信拒否やいきなり辞める事は社会人としてNGですし、お店側も在籍を消すことが出来ないので、プロフィールが公開されたままになってしまいます。。「予約はこれ以上受け付けません、この予約が完了したら辞めます」等と言った形で、請け負った仕事を完遂してから辞める事を心がけ、ブッツンしてしまうのは、なるべく避けるのが得策です。この方がお店にも迷惑が掛かりませんし、人にバレずに辞められる上、何かがあった時に再び迎え入れてくれるチャンスも上がります。

なるべくなら先ほども言った通り、「一定期間仕事をする義務」等は生じないので、しつこく引き止められるお店にあたってしまった場合は着信拒否&無視するのが得策です。あまりにしつこいようなら警察に相談して、後は任せてしまって大丈夫です。ただし、お店にバンス(前借り)している場合は、お金の問題が出て来てしまうので、当然ながら、返してから辞めましょう。

上手な辞め方 ~辞めるための必殺技~

当然ながら、お店側はなるべく辞めて欲しくないものなので、色んな手を使って引き止めて来る事は予測しておきましょう。「対偶を改善するから、辞めないで欲しい」、「そんな理由なら辞めない方がいいよ」、等といった比較的平和なケースから、「待ち伏せしてシフトを組ませる」、「知人・友人に働いていたことをばらすと脅す」、「高額な罰金を請求する、または契約書にその旨が書き込まれている」、といった悪質なケースもあるようです。

そこで、スムーズに辞められる最強の一言がこちらです:

「家族、(または知人や彼氏)に風俗で働いていたのが、ばれてしまいました」

流石にお店側も引き止め辛いですよね。理由を聞かれても「周りが大変なことになってしまっていて、まだ分からないんです」と答えてしまえばこっちのものです。「働いていたことをバラす」、という脅しも出来ないので、相手も引き下がらざるを得なくなります。ここでポイントなのが、お店に私物を預けている場合は、少しずつで良いので持ち帰っていき、いつでも辞められる体制を早めに整える事です。辞めると言ってしまった後に荷物を取りに行くのは、ちょっと気が引けますよね。かといって大荷物を抱えて帰ったり、一晩でロッカーが空になっている状況では、辞めることがバレバレです、自然な形で荷物を減らしていきましょう。

ここまでは比較的平和な対処ですが、「三か月前に申告しないと罰金を払わなければいけない」、「50万円の罰金を払うまで辞めさせない」、などと言ってくる最悪のケースも想定しておきましょう。先ほど紹介したように雇用関係でない以上、契約書に書いてあったとしてもそれには法的な根拠はありませんし、むしろそのような制約は法律で禁じられているのです。そこで、根拠となる法律を三点紹介したいと思います:

  • 労働法91条は、平均賃金の一日分の半額以上、又は一賃金支払期の総額の十分の一を超える減給を禁じている
  • 労働基準法第16条は労働契約を果たさなかったときの違約金や損害賠償金を予定する契約を禁じている
  • 民法627条第1項で退店したいと申告してから2週間で契約は終了となると定められている

このほかにも前借金相殺の禁止、「貯金」の名目での給料の天引きの禁止、退職の際に7日以内に賃金を支払う義務等が法律に定められており、違反が認められた場合は罰金や、最悪の場合営業停止を命じられるのです。いざという時の為にも、上の3点は覚えておいて決して損はありません。また、行政書士などの士業に退店届けを送ってもらうことで、大抵のお店は脅しや罰金の要求を止めます、というより、止めざるを得ない状況になります。行政書士は退店届けをはじめとする「事実証明書類」を作る国家資格で、この書類をお店に送ってもらえば郵便局にその日時などの記録を取ってもらえます。この書類が送られてから14日が経過すると契約は自動的に終了し、退職の申告から7日以内に賃金を支払う義務がお店側に生じ、それに違反するとお店側が処罰を受ける事になるのです。

お店側も違反が認められるとかなり痛手です、法律によって守られているのは従業員側であるため、悪質な脅しを受けても気にせず強気に出ましょう。

社会復帰 ~辞めた後の進路~

さて、ここまでは「辞めるというプロセス」にまつわる次項を紹介しましたが、辞めた後をどうするのか、という点も見ていきましょう。風俗で長い間働いていた場合、社会復帰するにあたって、労働環境がブラックだったり、収入が下がってしまったり、仕事が得られそうにない等、様々な不安がつきものです。仕事が決まってスムーズに転職できる環境が揃っていれば良いのですが、中々難しいのも事実ですよね。そこで、より移行を円滑に行う、またはより良い職を得るチャンスを増やすにはどうすれば良いのでしょうか。

勿論、ハローワークをはじめとする就労・転職をサポートしてくれる機関や、転職サイト等、仕事を見つけるための資源は沢山あるので、活用するのは大いにありですが、一般職に戻るのも、生活リズムは当然の事、収入が下がってしまったり、労働環境に不慣れで大変なことも容易に想像できます。そこでいきなり転職するのではなく、掛け持ちで暫くアルバイトをして、仕事慣れをした上で就職するというのも手です。また、こちらは結構大変にはなりますが、目標金額を設定して、その資金で資格を取ったり、学校に戻って卒業する事によって得られる職の幅を増やすのも良いかもしれません。

急がば回れと言いますが、スムーズな移行の為には、下地となる経験や資格、学位等を手に入れて、転職で苦労しない環境づくりをしてから辞めるという事も考えてみてはいかがでしょうか。

最後に

中々辞められない、辞める事を脅しや罰金で止めようとする、辞めた後の進路が心配、人によって悩みは様々ですが、社会人として円満に辞められるのが一番ですよね。やんわりと辞められない状況であっても、諦めないでください。最悪の状況だと思えても、行政書士に書類を送ってもらうことで退店は保証されますし、法律違反を指摘すればお店側も下手な真似は出来なくなります。ですから、いざという状況でも自信をもって下さいね。

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