風俗の世界では、裏引き・直引きはやってはならない!

風俗業界では、「裏引き」、「直引き」という言葉ががありますが、どんな意味があるのかご存知でしょうか?風俗嬢の人であれば、よく知っている言葉ですが、この裏引きや直引きは風俗の世界では禁止されている、言わば掟破りのことです。

これから風俗のお仕事を始めようと考えている人であれば、これらの言葉の意味をしっかりと理解しておかなければならないでしょう。ここでは、裏引きや直引きがどんなものなのかを説明していきたいと思います。

裏引き・直引きとは?

俗業界では、「裏引き」と「直引き」というキーワードがあります。これら裏引きと直引きは同じ意味を持つ言葉ですが、この業界ではタブーとされる行いです。それは在籍しているお店を通さずに、お客さんと直接コンタクトを取り合い、エッチなプレイすることを指しているからです。

普通であれば、お客さんが風俗店で遊ぶ時には、お店にコースによってのプレイ料金を払っていきます。しかし、その料金は風俗嬢の子に全て給料として渡されるわけではありません。お客さんが払った料金は、お店と風俗嬢との間でシェアされることになります。お店の女の子には、だいだい6割~7割%バックとして支払われます。

もしプレイ料金が20,000円であれば、12,000円~14,000円が女性の懐に入ることになります。これは風俗嬢の給料になるので、少しでもバック率が高い方がいいに決まっています。しかし、お店を通さずにお客さんと連絡番号を教え合って、直接やり取りをすることで、エッチなプレイをするのです。

そのために、お店の取り分がなく料金はそのまま100%女の子の収入となるわけです。 これだけを考えると、お金がたくさん稼ぎたい風俗嬢にとっては、すごく魅力的な働き方になってきます。

しかし、裏引き・直引きは全ての風俗店で禁止されていますが、それは単なるビジネス上でのルールではなく、色々なリスクをふ防ぐ安全装置の役割も持っているのです。裏引きや直引きは、直接お金のやり取りも出てきますが、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。その時はお店が女性を守ってくれることはなく、あくまで自分自身で解決しなくてはなりません。

裏引き・直引きは危険なことが起こる可能性大!

裏引きや直引きは、自分の在籍しているお店を通さずにお客さんとやり取りをしますので、たとえ常連のお客さんであろうとも、危ない場面になったり、金銭的・男女関のトラブルが起きたとしても、誰も女性を守ってくれることはありませんし、お店も守ってくれないのです。

普通の接客であれば、お店がマネジメントしているので、風俗嬢を必死に守ってくれるのですが、それはあり得ません。どんなことがあっても、全て自己責任になるのです。 「あのお客さんは、私を指定してくれる信頼の置ける人よ。」 と思う風俗嬢もいるかもしれませんが、男性客でも裏引きや直引きがダメだと知っているはずです。その禁止されているルールを分かっていながら違反して、裏引きでアプローチしてくるのですから、そんなお客さんは本当に信頼できるとは言い難いのです。むしろリスクがかなり高いと思った方がいいでしょう。

裏引き・直引きで自分の人生がメチャクチャになる

風俗店は、風営法という法律を守りながら営業をしています。これには警察への届け出もキチンと出しています。しかし、直引きや裏引きのように個人的にお金のもらってエッチなプレイをすることは、売春と受け止められる可能性も出てきます。

また、裏引きでやり取りをした相手にストーカーされたり、詐欺や恐喝のような悩ましいトラブルになってしまうことも考えられます。いくら直引きで、お店のマージンなしで、丸々料金をもらえたとしても、それだけのお金に目がつられて、自ら犯罪を犯したり、被害者になってしまうと、その後の自分の人生がメチャクチャになってしまいます。

風俗店をスルーして、個人的にお客さんと連絡を取り合う裏引き・直引きは、どうしても相手の深い関係に陥りやすくなってきます。「私は大丈夫!」と自分自身が思っていても、相手が勝手にとても深い仲と思い込んでいることもよくあることです。

そんなふうに会う度にお金のやり取りをしている関係が、相手の情が深くなってしまい、ますます女性にのめり込んで行った結果、ストーカーに豹変してしまう恐れが出てくるのです。 裏引き・直引きを繰り返していると、自分が知らない間にお客さんが真剣な気持ちになっているのです。

「この子ほ俺のものだ。誰にも渡さない!」 という気持ちになっていくので、少しでも危いと思ったら、すぐに裏引きを止めることです。 甘く考えていると、それがストーカーとなったお客さんにしつこくつきまとわれ、最終時には重大な事件に発展する恐れもあります。

このようなトラブルを解決させるためには警察に相談する必要がありますが、自分がまずいことをやっていたことも全て、話をしなくてはなりません。 そうなる前に、直引きをしている人は、自分が何をしているかを冷静に認識しなくてはなりません。

もしズルズルな関係になりそうなら、その関係も断ち切るためにも、電話番号や連絡先を変えておくことが必要です。下手をすると、住所が知られている相手なら、引っ越しをしなくてはなりません。こんなふうに面倒なことが起こりやすいので、裏引きする相手には、個人的な情報を教えてはならないのです。

直引き・裏引きのようにダイレクトに交渉すると面倒なことが多くなる

風俗店はお客さんへ風俗嬢を紹介したり、売り込んでくれるだけでなく、料金をしっかりともらったり、接客までのアプローチも含めて、色々とヘルプしてくれます。もし、トラブルが起きたとしても、お店が間に入り、しっかりと解決に向けて動いてくれます。このようなお客さんとのやり取りや面倒なステップを自分1人でやらなければならないのです。 これは、かなり面倒なことです。

裏引き・直引きをすると、お店を通してマージンを引かれるより、多くのお金を稼げると安直に考えている女性も少なくありません。しかし、自分が籍を置くお店がお客さんとの間に入ってくれるので、風俗嬢自らが細々とした手間をかける必要がなくなり、結果的には、そちらの方がトータル的に安心も含めて、余計なリスクやロスを省くことができると行っても過言ではありません。

裏引き・直引きは風俗店で禁止されていること

これから風俗のお仕事をする女性の人達は、どんな風俗店であっても、裏引きや直引きが禁じられている行為であることを認識しておかなければなりません。風俗業界で設けられているルールは、お客さんが守るだけでなく、そのお店で働いている女性も守らなくてはならないことです。

例えば、風俗ではソープランド以外のお店での本番行為は禁止されています。その本番行為が発覚してしまうと、警察から摘発される可能性があるのですが、裏引きや直引きも、その行為としてみなされて、摘発の対象となる可能性があるのです。裏引き・直引きすることで、プレイ代は、全て女性に100%入ってくるのことになります。

お店を通さずにプレイするために、お店からすると、大事な仕事の機会を失い、利益も生み出すことができません。このようなことから、風俗店は裏引きや直引きを禁止しているのです。 裏引き・直引きを防ぐために、お店はお客さんと連絡の交換すること禁止しているのも、このためです。

厳しいお店になると、裏引きすることに対してペナルティや罰則が設定されているところもありますし、さらに罰金が請求される場合もあるので、よくお店のルールも理解しておく必要もあります。

相手のパートナーと揉めることもある

裏引きや直引きをするお客さんとは、プライベートに近い方法でのやり取りとなります。そのために風俗店で会っている時よりももっと親密な関係になってくることがあります。その時に相手が未婚の人であればまだいいのですが、既婚者の人だったということも珍しくはありません。

そんな相手とズブズブの関係になると、向こうのパートナーに知られてしまうリスクもあります。そうなってはとても面倒になってきます。裏引き・直引きは、メールやLINEでやり取りすることになるので、その証拠が残ってしまい後々大変なのです。お店も禁止されている裏引きや直引きをしているのですから、守ってくれるわけではありませんし、更なる大トラブルに発展していくこともあります。

下手をすると、訴訟されて裁判沙汰に拡大することも出てきます。そんなことを考えると、目先の利益に目が行ってしまい安易な気持ちで裏引きをすることは止めておくべきなのです。裏引きを行うことはおすすめしません。訴訟になると、勝つことがなく思わぬ賠償金を支払わなければならないことにもなりかねません。

ズルズルの関係が続く

風俗のお仕事を続けようと考える女性の人はそんなに多くはないでしょう。普通であれば、働く期限や目標を決めてそれが達成したら止めることが多いのです。これは、裏引き・直引きをして荒稼ぎをしている女性も同じです。しかし、風俗店で働いているなら、お仕事を止めることは簡単ですが、裏引きはプライベートなやり取りになっているので、スムーズに関係を切ってしまうことができないのです。

止めると決めたはずなのに、ズルズル関係が続いてしまうケースがかなり多いですし、自分にパートナーがいたりすれば、それがバレてしまうことや、彼と付き合いながらも、片方で裏引きが続いて、思わぬトラブルが起きやすくなっていく恐れもあります。

まとめ

風俗のお仕事は昼職と比べて、とても効率の良い仕事です。それだけに裏引き・直引きはさらにお金を稼げるチャンスはあるように見えるのですが、それ以上の危険性をはらんでいるので、これからこの世界で働こうと思っている人は、決してやってはならないことです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする