風俗の「出戻り」はめずらしくない!気をつけたいポイントとは

風俗には「出戻り」と「復帰」、2種類の言葉があります。出戻りは「もともと働いていたお店に戻ってくること」、復帰は文字通り風俗の仕事に復帰することです。

この2つの言葉は似ているようですが、単純に風俗に復帰するのとは異なり、在籍していたお店に帰ってくる「出戻り」をするときにはいくつかの「気をつけたいPOINT」があります。

今回は「風俗バイトで注意したい出戻りのポイント」についてご紹介します。

風俗の出戻りをする女性は多い

風俗業界では出戻りは1日3回食事を食べるのと同じくらい、当たり前に行われています。それくらい、出戻りは日常茶飯事のできごとです。

出戻りをする理由は人それぞれですが、以下のような理由で風俗の仕事にもどってくる人が多いようです。

・出産をして子どもが生まれ、養育費が必要になった

・離婚をして女手ひとりで子どもを育てなければならなくなり、養育費が必要になった

・好きだったインディーズバンドが復活したので全国ツアーのおっかけ費用が欲しい

・オキニのホストが独立してお店を出すので資金援助してあげたい

・一度やめて昼職をするも、風俗嬢をしていた頃の羽振りの良い生活が忘れられずに戻ってきた

風俗に出戻りするときの流れ

風俗に出戻りするときの手続きはとてもカンタンです。自分がもともと在籍していたお店に連絡をして「出戻りをしたい」ということを伝えるだけでOK。むずかしく考える必要は何もありません。

ただ、出戻りをするまでブランクが長かったり、何年ものあいだ風俗の仕事から遠ざかっていると「恥ずかしいな」と感じてしまう人も多いです。

なので、もし、昔のスタッフの連絡先が残っている場合には、直接お店に連絡する前にそちらに電話をかけてみるのもオススメです。

そのときのスタッフがまだお店で働いていれば店長に出戻りの件を伝えてくれるかと思います。

しかし、スタッフと連絡がつかない場合はお店に直接連絡を入れるしかありません。

連絡方法は電話やLINE、メールやWEBフォームなどがありますが、てっとり早く用件を伝えやすいのは電話が一番です。

もしどうしても恥ずかしいとか気まずさがあるならLINEやメールなどの連絡方法を使うのも良いでしょう。

そのあとは通常の入店と同じように一度、店長による面接を行って条件や待遇を確認したのち、もともと在籍していたお店に戻る形になります。

出戻り時の注意点

もし貴女が元いたお店を人間関係が原因でやめた場合、出戻りの際には注意が必要です。

スタッフの誰々とソリが合わずにお店をやめた、同僚の女の子の誰々が嫌いで喧嘩ばかりしていた、、、そんなときにはそのお店に同じスタッフや嫌いだった女の子がいると、出戻りしてもまた同じトラブルに見舞われる可能性があります。

ですので、出戻りをするときにもし、嫌いだったスタッフや女の子がまだ在籍しているようであれば出戻りはあきらめ、別のお店で復帰することをおすすめします。

やめるときにお店に迷惑をかけていたら、出戻り時には店長にちゃんと謝っておく

風俗の仕事では遅刻の連続や無断欠勤などが原因でお店をクビになる子がめずらしくありません。

また、何の連絡もせずにいきなりお店をやめる子も多いのがこの世界の日常です。

しかし、風俗嬢と言えども立派な社会人の一員。もし、貴女がお店をやめるときにあまり良くないやめ方をしていた場合、出戻りのときにはきちんと店長に「あのときは迷惑をかけてごめんなさい」と一言、謝っておきましょう。

よほどひどいやめ方をしていないかぎり、(たとえば「誰かの物やお金を盗んでクビになった」など)誠心誠意ちゃんと謝罪すれば、店長もきっと許してくれるはずです。

NG客が出禁になっているかどうかを確かめる

もし、貴女が前に在籍していたときにNG客がいた場合、そのお客さんが出禁になっているかどうかを出戻る前に確かめておくようにしましょう。

すべての男性がそうとは言いませんがNG客は行動がおかしな不審者が多いため、あなたが出戻ったことを知ったら何をしてくるか分かりません。

実際、出戻ったあとにNGにしていた客が逆恨みして女の子をストーカーしたり、いたずらメールやいたずら電話をするなどの行動を取るおそれもあります。

万が一、出戻り客がまだ出禁になっていない場合は出勤時を狙われて後をつけられる可能性があるなど危険なため、そのお店への出戻りはやめておいた方が良いでしょう。

無事に出戻ることができたら

出戻り嬢がしがちな間違いのひとつに、

×昔と今を比べて「昔は良かった」

と言ってしまう“プチ懐古主義”があります。

「私が前にいたあのときは待遇も良かったのに」「昔いたスタッフさんはやさしかったのに」「前は客筋もよかったのに」「今はぜんぜんダメ」というように、自分が前に在籍していた頃と出戻りをした今の状況を比べて「今は本当にダメ」とすべてを否定してしまう子が多いのです。しかし、これはしてはいけません。

そんなことばかり言っていると店長さんやスタッフさんの日ごろの努力を否定することにつながりますし、女の子からは「じゃあ、やめれば?」なんて陰口を叩かれる原因にもなってしまいます。

新人と同じ気持ちでがんばる

風俗バイトに出戻りをしたときは「私はもともとこのお店にいたんだから」と周りの女の子に“先輩面”をしているとたちまち嫌われ者になってしまいます。

ただでさえ、ベテランの女の子は周りの同僚の子たちから嫌われやすい世界、それが風俗バイトです。

なので、出戻りでお店に戻ってきたときにはヘンな先輩風は吹かさず、新人のときと同じような気持ち、しおらしく大人しい態度を心がけるようにしましょう。

「自分磨き」をして売れる努力をする

以前に在籍していたときにかなりの売れっ子だったとしても、ブランクを経て出戻りしている貴女は確実に年を重ねています。

つまり、「若い子よりも売れにくくなっている」のです。出戻ったときにはまずそのことを頭に入れておく必要があります。

このため、出戻りをしたあとは「大体こんなカンジでしょ」とテキトーな接客をするのはNG。

出戻りのオールド嬢が手抜き接客をしても何も得られるものはないばかりか、お客さんは離れていく一方です。出戻り後、新人さんや自分より若い子に負けずにお客さんを獲得したいのであれば、

・エステに通う

・美容室にこまめに通って髪型に気を使う

・ジムに行って体型維持に努める

など、「自分磨き」をするのを忘れないようにしましょう。

出戻りをした女の子に現状はどうなのかを聞いてみた

こちらでは出戻りをして現在も風俗バイトを続けている女の子のインタビューをご紹介します。

<J子さん(29歳)出戻り歴6か月 デリヘル>

▲出戻り後、以前よりもお客がつくようになった

「前はこのお店に20代前半のときに2年ちょっと在籍していました。就職を機に一度お店をやめたのですが、昼職でパワハラを受けすぐに退職して1年以上無職で貯金を切り崩しながら生活してました。で、1年2か月くらい経ったときに「そろそろ働かなきゃ」と思い、生きるお金を稼ぐために出戻りを決意。特に出戻り後、気をつけていたことはないのですが、しいて言えば、前はショートのお客さんのときはちょっと手抜き接客していたこともあったんですけど、今はショートでもロングでも変わらないクオリティでできるだけお客さんに満足してもらうことを心がけています。それが良かったのか、出戻り後3か月目でナンバー入り。前にお店にいたときよりも稼げるようになり、満足しています。」

<Mさん(26歳)出戻り歴8か月 SM系ホテヘル>

▲可能オプションを増やしたところ、出戻り1か月目でランキング1位に

「以前在籍していた期間は20歳のときに1年ほどだったんですけど、そのときは常にナンバー入りしていました。なので、今思えば調子に乗ってた時期と言うか、、、お客さんにも上から目線で物を言っちゃったり、けっこうひどかったです。それで、その日の気分で出勤したりしなかったりをくりかえしているうちにお店のスタッフからも嫌われちゃって、、、いったんやめました。その後、ソープなども経験したんですけど、子どもが生まれてシングルマザーになってお金が必要になったので出戻りをして、今は出戻り8か月目です。出戻ったときは前にできなかったAFなどアナル系オプションを増やしました。店長からも言われたんですけど「何か特色をださないとキツいよ」って。それで自分ももう若くないし、思い切ってAFを解禁したんです。そしたら出戻り1か月目で「〇〇ちゃん、懐かしいね~」「また来たよ~」って、前のお客さんももどってきてくれたりして、そのおかげでまたランキング1位に返り咲き。今は以前在籍していた頃よりも倍以上稼げています。」

<Rさん(31歳)出戻り歴3か月 オナクラ>

▲昔の生活を期待して出戻るも、以前より稼げなくなってしまった

「大学時代にオナクラで生活費を稼いでて、かなりリッチな学生生活を満喫できました。ところが、就職したあとオナクラをやめたら奨学金の借金が昼職だけでは返せなくなり、同じお店に8年ぶりに出戻りをしました。最初は「まだギリギリ、(プロフィールは)20代でイケるかな」とタカをくくっていたのですが、やっぱり脱がない風俗は若くないとダメですね。前に在籍していた頃の半分も稼げなくなってしまったんです。まあ、それでも奨学金を返し終わるまでは風俗の仕事を続けて行こうと考えています。」

【まとめ】

風俗に出戻りをするときには今の自分がそのお店にどれだけ適応できるか、戻ったあとに稼げるのかをしっかり見極めることが大切です。

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