みなさんは、「ちょんの間」というものをご存知でしょうか?
一言で言うと「本番を提供している裏風俗店」という事になります。
「え??本番行為って違法じゃないの?」と思われた女性の皆さん。そうです、「違法」なのです。
ただし、この「ちょんの間」という違法風俗店で働くことで得られるメリットもデメリットも沢山あるので今回はその辺りをまとめていきたいと思います。
結論から先に言っておくと「ちょんの間では稼げるけれどかなりハード」だということです。
それでは具体的に書いていきます。
ちょんの間とは一体何なのか?
ではまず「ちょんの間」とは一体どんな物なのか?からご説明していきます。ちょんの間とは「本番できる裏風俗店」。
戦前や戦時中、戦後。日本各地で肉体労働などの男性向けの仕事が活発に行われていました。
もちろん、男性ですから「性欲の処理」を何とかしなければいけません。
むやみやたらに強姦事件を起こすわけにもいかない。
そこで、「赤線(あかせん)」「青線(あおせん)」と呼ばれる地域が自然的に発生し、その場所で公然と「売春行為」がビジネスになっていきました。
その「赤線(あかせん)」「青線(あおせん)」と呼ばれる場所の名残が現代まで続きやがて「ちょんの間」と呼ばれるようになったと言われています。
地域によっては「ちょいのま」とも言われていますが、どうして「ちょんの間」と言われるのかと言うと、「ちょんの間に行為を済ませてしまうから」です。
つまり、「性欲でムラムラした男とあっというまにセックスをしてムラムラを解消させるお店」だからです。
もちろん、「売春」に当たるので日本では「違法行為」となります。
本番が出来る風俗店と言うのは日本には存在してはいけないことになっています。
では、どうして「ちょんの間」では本番行為が公然と行われているのか?というところですが、お店の届け出が「小料理屋」とか「居酒屋」という風になっているから。
つまり、お店の言い分としては「お客がやって来て、うちの若い女性店員に恋をして合意の上で勝手にセックスしちゃった」という言い分。
かなり強引な気もしますが、「本番できる料理屋さん」ということで営業を続けています。
ソープランドも似たような類で、「お風呂に入りに来た男性が嬢に見初められて勝手に本番しちゃった」という位置づけのお店です。
ただ、ちょんの間とソープランドの違いはその「時間」。
ソープランドでは「90分以上」の長い時間をかけてお風呂に入りながら本番をしますが、ちょんの間ではプレイ時間は「20~30分」が普通です。
ちょんの間に行為をして終わるのがお店の方針なのでシャワーも無く、民家の和室で行為をしてサービス終了となります。
料理屋さんなのにシャワーがあるのはおかしいから当然ですよね。
お店のスタイルとしては料理屋さんの店先で「おばちゃん」が客引きをする。入ってきたお客さんと準備していた若い嬢が奥の和室で「ちょんの間に」行為をしてサービス終了です。
基本はコンドーム着用でのフェラ、コンドーム着用での本番のみ。
前戯もキスも無い場合も多いのです。
イソジンによる消毒なども行われないのでとっても不潔。
中には「生で本番できる」ことを売りにしているお店もあるので性病にかかるのは当たり前だとも言われています。
昼の部と夜の部に分かれていて昼間から営業しているお店が殆どです。
男性客は「ちょんの間」の時間を使ってお店にやって来て女の子を指名して行為を楽しんで終わり。
そういう「裏風俗店」のことを「ちょんの間」と総称して呼んでいるのです。
ちょんの間が有名な場所はどこなのか?
では、「ちょんの間」というのは具体的にどこにあるのでしょうか?
一番有名なのは「大阪」です。
飛田新地と呼ばれる場所が日本では一番有名なちょんの間になるでしょう。
その他にも「松島新地」、「信太山新地」、「今里新地」、「滝井新地」などのちょんの間が大阪にはあり、まさにちょんの間と言えば「大阪」と思われるほどに有名です。
中でも飛田新地とは江戸時代までは「飛田遊郭」とされていました。
東京で言うところの「吉原遊郭」と同じ部類の地域と言えるでしょう。
他にもちょんの間は全国にあり、「川崎堀之内」(神奈川)「横浜黄金町」(神奈川)「かんなみ新地」(兵庫)「豊橋、有楽町」(愛知)「松山市土橋」(愛媛)などが有名です。
新地という地名は「新しい土地」の略。
新しい土地の開拓にやって来た元気のいい男性客の性欲を満たしていた場所の名残が現在まで「ちょんの間」として残っているのです。
もちろん、警察も躍起になって摘発を続けているのですが、「元気のいい男性がいる限りこの類のビジネス」が無くなることはあり得ません。
様々な形でちょんの間やソープランドのような本番が出来る風俗店は存在することになるでしょう。
ちょんの間で働くメリットとは?
ではちょんの間であなたが働くメリットはあるのでしょうか?
それはズバリ、「短時間の行為でお金を貰える」というところです。
ソープランドでは一人のお客様に入浴からマッサージ、フェラや本番まで90分から120分以上の時間を掛けて行うのが普通です。
しかし、ちょんの間では一人のお客様にわずか20分程度。
行為の時間が短くて済むのが「ちょんの間」のメリットと言えるでしょう。
ソープランドでは1時間あたりが1万円から2万円程度稼げる計算になります。
一方「ちょんの間」では20分で5000円は稼げます。
1時間に換算するとソープランドと同じくらい稼げるのです。
しかも「ソープのようにテクニックはいりません」。
あなたが「本番をするのみ」でサービスは完了となります。
ソープのようなサービスをすることが好きな女性であればソープランドで働いてもいいでしょうが、「好きでもないお客にじっくりサービスはしたくない」と考えるのであれば「あっさり本番をしたらお終い」というちょんの間のスタイルはメリットと言えるかもしれません。
短時間であっという間に稼げるのは魅力です。
さらに、嬢によっては「生で本番させてあげるオプション」を持っている女性もいて数千円から1万円程度払わせて生で本番行為をしています。
もちろんこのオプション代は全額自分のポケットマネー。
ちょんの間ではあなたのオプション次第でどんどん稼げてしまうという秘密もあるのです。
ただし、確実に性病感染のリスクはあるでしょう。人気な嬢になると「一日に10人以上の男性と本番をする」ことになります。性病感染の高いリスクは常に伴い、オプションなどは自己責任で行うしかないと言えます。
本当にお金に困ってどうしようもないから短期間だけちょんの間で働くというのはアリな選択です。
ちょんの間で働くデメリットとは?
では、ちょんの間で働くデメリットとは何なのでしょうか?
それは「不潔な状態での本番」」と「性病感染のリスクの高さ」です。
基本は「コンドームアリ」で本番をするのですが、それでも一日に5~10人の男性とセックスをするので、いつ性病に感染してもおかしくありません。
さらには、通常デリヘルやソープであればプレイの前にシャワーを浴びたりお風呂に入ったりして男性のイチモツをきれいにした後、イソジンで消毒をしてプレイするのが普通。
ちょんの間にはそんな「綺麗な設備」が無いのが普通ですし、時間も「ちょんの間」に終わらせるのでのそんなことはしません。
軽くイチモツをふき取っただけの状態の物をあなたの中に挿入します。
これもまた性病感染のリスクを高めると言えるでしょう。
確かに「シャワーとかで洗ってあげたり、お風呂に入るのは面倒くさい」と思う女性には好都合かもしれませんが、不潔なサービスであることは否めません。
ちょんの間に行為を終わらせなければいけない「ちょんの間」はお客様とコミュニケーションを取ることがありません。
つまり、「どんな人なのか分からない男性とセックスをする」ということ、普通のデリヘルやソープではお客様と雑談をしたりしながら段々と行為に移っていくので「大体どんな性格の人なのか?」を分かっていきながらプレイすることが出来ますが、ちょんの間ではとにかく時間がありません。
どんな男性なのかも分からないままにセックスをしてハイお終い!
というスタイルです。話すことが苦手な女性にとってはメリットになるのかもしれませんが、「どんな男の人なのか分かってからセックスをしたいわ」という女性にとってはデメリットになるでしょう。
ただ、20分間で5000円から6000円程度稼げるのであればかなりの高時給なバイトだとは言えます。
もう一つデメリットを挙げるとするのであれば「あなたの体力」です。
本番行為をするというのはかなりの体力を消耗します。
その本番行為を一日に5~10人は行うわけですからかなり疲れるハードな風俗業であることに間違いありません。
ちょんの間で働くと稼げるのか?
ちょんの間で働くと稼げるのでしょうか?
前述しましたように「ソープランド並みかそれ以上は稼げます」。
20分間で5000円から6000円は稼げるのであなたが体力を振り絞って働いた分だけ稼げることになります。
ソープランドでは一人のお客様にかかる時間が大体決められているのであなたがどんなに頑張っても一日で稼げる金額は決まってきます。
しかし「ちょんの間」であればあなたが沢山の男性と本番をしまくった分だけ稼げます。
もちろん、あなたが人気な嬢にならなければ稼ぐことは難しいですが、一度人気になってしまえば間違いなく数日で莫大な金額を稼ぐことが出来るでしょう。
また、これも前述しましたが「個人的な裏オプション」で稼げるというのもちょんの間の特徴。
生ハメ生中だしでガッチリと稼ぐことも出来るでしょう。
この裏オプションのお代は全てがあなたの取り分。
こんなことはソープランドでは出来ません。
ちょんの間で働くと稼げることは間違いないでしょう。
6.ちょんの間にはどんなお客様が来るのか?
ちょんの間に来るお客様はどんな方が多いのでしょうか?
ちょんの間が多く存在する地域は基本的に「新地」と呼ばれる場所が多いのは先程もご説明しました。
新地は新しい土地。
新しい土地を開拓するための若くてエネルギッシュな男性が「ちょんの間」の元々のお客様です。
もちろん、今では色々なタイプの男性客がやってくるのでしょうが、かなり「性欲が強いパワフルなお客様」が多いのがちょんの間の特徴と言えるかもしれません。
短時間で本番のみを済ませたいと考えている男性なので、仕事が忙しくて時間が取れないとか、話すのは苦手だけれど本番がしたくてムラムラしすぎて来ちゃった。などの「とにかく性欲満点なお客様」が多いでしょう。
でも、逆を言えば「本番をさせてあげるだけでスッキリと終れる」というのはいいことなのかもしれません。
あなたは「無駄なテクニックを覚えてソープランドのようにお客様に奉仕する必要は無いから」です。
「本番するだけで会話をする必要もないからちょんの間で働く方が楽でいい」と考えている女性も多くいるようです。
風俗店でなかなか採用してもらえない女性も受け入れてくれやすいのもちょんの間の特徴です。
愛想がなくても、ちょっとくらい年齢が高くても「男性とセックス」さえできれば問題ないのです。
本当にお金に困った女性と、「セックスしたくてたまらない性欲の強い男性が落ち合う場所」がちょんの間だと言えるのではないでしょうか?
無口で寡黙な男性との本番行為も意外と楽しめるという女性には向いている風俗店かと思います。
ちょんの間で働くことはお勧めだけれど危険もいっぱい
というわけで今回は「ちょんの間」について記事を書いてきました。
ちょんの間で働くことは別に悪い事ではありません。
世の中にパワフルで元気な男性がいる限り無くなる事はあり得ませんし、必要とされる業種でしょう。
しかし、複数の男性と短時間で行為をし続けるという事は間違いなくあなたの体に性感染症のリスクを高めていく結果になります。
そのリスクを取ってでも「私は短期的にお金を稼ぎまくりたい」という方のみちょんの間で働きましょう。
もし、そこまでお金が必要では無いのであれば「デリヘル」や「ソープランド」のお仕事から始めてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみにちょんの間は「小料理屋さん」の求人で応募されていることが殆どですのでお気を付けください。
中身は裏風俗店ですよ。