風俗求人を探す女性の多くが、バックの金額を基準にお店探しをしています。 確かに、たくさん稼ぐためには基本バックの良し悪しが重要です。ただし、風俗ではお仕事1本あたりの基本バックが、手取りとなる訳ではありません。バックから差し引かれる雑費などの諸経費を考慮しないといけないのです。 ここでは、風俗における手取り金額の計算方法を紹介しながら、人妻系風俗店におけるバックや雑費等の特徴について、説明させて頂きます。
風俗における手取りの計算方法
風俗嬢の手取り金額を計算するためには、収入源となるお給料の構成と、そのお給料から差し引かれる諸経費について知っておく必要があります。 風俗嬢のお給料は基本バックと、指名料やオプション料から構成されています。そのお給料から雑費等の諸経費が差し引かれた金額が、風俗嬢の手取りとなります。 風俗ではお給料と手取り額が違うため、混同してはいけません。
風俗嬢のお給料の構成内容
風俗業界は歩合制なので、風俗嬢がお仕事1本こなす度にお給料が支払われます。このお給料は複数の項目から構成されています。 まず、お給料の大半を占めるのがバックです。バックは基本バックと呼ばれる事もあり、男性客風俗店に支払ったサービス料金の50%から70%ほどの金額が、女性の受け取るバックとされます。 このバックに追加報酬として、指名料やオプション料が加算されます。
指名料は男性客が特定の風俗嬢に指名を入れるために支払う料金です。本指名や写真指名など複数の指名方法があります。 指名料は風俗店のランクや指名方法に応じて異なり、千円から5000円ほどとされています。 オプション料は、男性客の希望に応じて追加サービスを実施する際、支払われる追加料金です。選択されるオプションの内容に応じて料金は異なります。 コスプレや下着のプレゼントといった単純なものから、おもちゃを用いた自慰プレイといった特殊なものまで風俗店のジャンルに応じて、様々なオプションが用意されています。
これら指名料やオプション料については、バックとは異なり男性客が支払った金額の100%が女性のお給料とされます。 風俗嬢のお給料は、基本バックに指名料・オプション料を加算した金額となっているのです。
お給料から雑費等の諸経費が差し引かれる
風俗嬢がお仕事をこなすためには様々な経費支出が必要になります。 店舗型風俗店ではお店のメンテナンス費や光熱費、タオルのようなリネン類の手入れに経費が必要で、派遣型風俗店でも送迎車のガソリン代といったコストがかかります。
これら風俗嬢がお仕事を提供するために必要となる諸経費について、風俗嬢に雑費として請求されます。また、雑費の他にも必要に応じて、風俗店から風俗嬢に対して金銭支出が請求される場合があります。 この風俗嬢への請求項目についてはお給料から天引きされる場合が多く、風俗業界では俗に「引かれもの」と呼んでいます。
手取り額は、給料から雑費等を差し引いた金額
風俗嬢の手取り額は、お給料から雑費等の引かれものを差し引いた金額となります。 手取り金額は、お給料の高さだけではなく、引かれものの金額の大きさにも左右されます。そこで、たくさん稼ぎたいのであれば、お給料だけではなく、雑費等の諸経費についても調べなければなりません。
基本バックや指名料は、風俗店のホームページに記載されているため、そちらを見れば簡単に確認できます。ただ、雑費や引かれものについては記載されていない場合も多く、風俗初心者は特に気をつけなければなりません。いくらバックが高額な風俗店に所属しても、雑費が高額なら、結果として手取りは安くなってしまうからです。
雑費等の金額については採用面接で尋ねれば教えてもらえます。また、求人に申し込む際に電話やメールで問い合わせてみるのも良い方法です。合理的な金額しか請求してこない良心的な風俗店なら、雑費等の金額について問題なく教えてもらえます。
人妻系風俗店で稼げる手取り額
人妻世代の女性が風俗で働く場合、幅広い年齢層の女性が所属しやすい人妻系風俗店が狙い目です。人妻系風俗店には様々なジャンルのお店があり、提供するサービスに応じて手取り額は変わってきます。また、最終的な稼ぐは女性の働き方や頑張りによっても変わってきます。 1日に多くの仕事数をこなす場合、雑費が固定されているお店を選択すれば、雑費によって手取り額が減少してしまうのを防げます。
ソープの手取り額は最も高額
風俗におけるお給料は女性が提供するサービスの充実度と比例します。 本番が必要なソープは最も負担の重い風俗店ですが、その重い負担に応じて、最も高いお給料が支給されます。これは人妻店でも同様で、人妻系ソープが人妻店の中でも最も稼げるお店となっています。 ただ、ソープで注意が必要なのは雑費が高額になりやすい点です。店舗型風俗店で内装も充実しているソープは、維持管理の費用がかかりやすく、雑費の負担も必要とされやすいのです。
人妻系ソープでのお仕事1本あたりの手取りは、お給料が1万円から1万5000円前後のところに、千円から2000円の雑費を差し引いて計算されます。1本あたり1万円から1万数千円が手取り額の基準になると考えて良いでしょう。 1日4、5時間出勤で2、3本お仕事をこなしたとすると、1日の出勤で2万5000円から3万円程度の手取り額を稼げます。 まとまった金額を稼ぎたい人妻世代の女性に、人妻系ソープは最も向いた女性となっています。
ソープの次に稼げるのがデリヘル
人妻系風俗店の中で、ソープの次に手取り額が高いのがデリヘルです。 デリヘルは店舗数も多く、人妻系デリヘルの店舗数も多いので、女性にとって所属しやすいお店となっています。
人妻系デリヘルの1本あたりのお給料はソープよりやや劣り、お仕事1本につき8000円から1万円前後が相場です。ただ、ロングコースが選択されれば、1.5倍程度のお給料が受け取れます。 デリヘルは雑費が安いのが大きな特徴です。お仕事1本千円程度で十分な場合が多く、雑費が無料のお店も珍しくありません。
デリヘルでは雑費を考慮する必要があまりなく、お給料と手取り額の金額差はあまりありません。 人妻系デリヘルでのお仕事1本あたりの手取り額は、7000円から1万円程度です。1日に2,3本お仕事を取れれば、2万円から3万円程度の手取りを稼げる計算となってきます。 少ない雑費で働きたい女性は人妻系デリヘルを選択すると良いでしょう。
ソフト風俗の手取りはハード系の半分程度
人妻が所属しやい風俗店に、エステ系や回春系のお店があります。人妻系のメンズエステや回春エステ、性感マッサージのようなお店です。営業形態は店舗型と派遣型の双方があり、デリヘルに比べると店舗数は少なめですが、少ない身体的な負担で働けるお店です。
ハンドサービスで男性客に奉仕するタイプのソフト風俗店なので、サービスの充実度はソープやデリヘルに劣り、お給料の水準もハード系風俗店の半分程度に抑えられています。お仕事1本あたりの単価は3000円から6000円程度が基準となってきます。 ただ、デリヘルと同様に雑費等の諸経費については無視できるレベルに留まります。雑費が課される場合でも、出勤日1日につき千円というレベルで、雑費が無料なお店も多くなっています。
人妻系ソフト風俗店における、お仕事1本あたりの手取り額は3000円から6000円程度です。1本のお仕事は30分から60分で終了する場合がほとんどで、ロングコースは基本的にありません。 1日の出勤で3,4本お仕事を取れれば、1万円から1万5000円程度の手取りを稼げます。 身体的な負担が皆無で、痛い思いをせずに稼げる風俗店なので、主婦業をしながら安定的に風俗勤務をしたい女性に向いたお店となっています。
手取りを増やす風俗店の選び方
雑費等の引かれものが多い風俗店に所属してしまうと、思うように手取り額が増えません。 人妻系風俗店でも、高額な雑費が請求されるお店もあれば、雑費が無料なお店もあります。手取り額を増やすには、女性の働き方に応じた風俗店を選択する必要があります。 また、ボーナスや税金名目でお金を徴収してくる風俗店は悪質店の可能性が高いため、注意しましょう。
お仕事を多くこなすなら雑費が固定のお店を選ぶ
1日の出勤でこなすお仕事が少ない場合、雑費がたとえ高額でも、お給料も高額であれば雑費の負担は気にせずに済みます。ただ、出勤日にたくさんのお仕事をこなす場合、たとえば出勤日に8時間程度勤務して3本以上のお仕事をこなす、というような場合だと、雑費が手取り額を大きく圧縮してしまいます。 そこで、長時間勤務で多くの仕事数をこなすのであれば、雑費が固定の風俗店を狙いましょう。
雑費の計算方法は風俗店の経営方針によって異なります。 お仕事1本ごとに計算するタイプのお店もあれば、雑費額を固定していて出勤日ごとに固定金額を請求してくるお店もあります。 出勤日に応じて固定額を請求してくるお店であれば、多くのお仕事をこなせば、雑費額を実質的に安くできます。また、お仕事3本目からの雑費はタダ、というようなお店もあります。 雑費額が固定なお店で働けば、お仕事を多くとれば取るほど、雑費の手取り額への影響を軽くすることができ、効率的に稼げるようになるのです。
ボーナスや税金のある風俗店は要注意
風俗店の中には、雑費の他に、スタッフへのボーナスや税金といった名目で風俗嬢に金銭を請求してくるお店があります。雑費のように毎日徴収されるわけではなく、月末に請求してくる場合が多いのですが、これら雑費以外の引かれものについては要注意です。
従業員へのボーナスについて、風俗嬢が支払う義務はありません。さらに、税金については、風俗嬢は個人事業主なので確定申告により自分で収めるのが大原則です。 これらボーナスや税金については、風俗嬢の無知につけ込んで風俗店が請求している可能性が高いのです。これら請求項目については風俗嬢は本来支払う必要のないお金で、このような項目を請求してくる風俗店は、悪質店の可能性が高くなっています。 風俗嬢の手取りを意味なく減少させてしまうので、ボーナスや税金を請求してくるお店には所属しないように注意しましょう。
まとめ
風俗で働く際、注意すべきはお給料と手取り額の関係です。 風俗では雑費のような諸経費が風俗嬢に請求される場合が多く、お給料と手取り額は一致しません。 人妻系風俗で最も1本あたりのお給料が高いのは、ソープです。その次にデリヘルが稼ぎやすくなっています。ただし、ソープでは雑費が請求されるのに対し、デリヘルの雑費負担は軽めです。手取り額でみると、大差ない場合もあるので注意が必要です。 ただ、ソープのような店舗型風俗店でも、雑費が固定とされているお店があります。雑費が固定だとお仕事を多く取れば取るほど効率的に稼げるようになります。 人妻系風俗店でお仕事を探す際には、お給料だけではなく手取り金額にも着目するように意識しましょう。